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ブティックホテル デザイ

HYATT CENTRIC GINZA TOKYO

今年1月にオープンした「ハイアットセントリック銀座 東京」。

ヴィンテージ感がありながら上質な設え、少し隠れ家的な印象も備えた、個性的デザインのレセプション・ロビー。ライブラリースペースには、日本・東京がテーマとわかる、表紙のデザインも美しい書物がディスプレイされています。

障子を連想させるデザインや大胆な市松模様のテーブル等和のモチーフに、ウォールナット、レザー、御影石他様々な素材、ミラー使い等細やかなディーテール、アートワーク・・・etc。大胆な表現から細部へのこだわりまで、とても印象的で、落ち着いた大人の雰囲気を醸しだした絶妙な空間でした。

コーヒーを飲みながら背面のダイナミックなアクセント壁面をよく見ると、このカラフルな壁面の素材は、もしかすると新聞紙にペイントしてあるのでは・・・!?
今までの高級ホテルにはない新しく斬新な発想と遊び心に、ビックリ!!従来のハイアットホテルのイメージとは全く異なる印象に驚きました。

既に雑誌「商店建築3月号」で特集が組まれていたことを知り、そのコンセプトを知りたい!と思い、早速にバックナンバーを取り寄せました。

なるほど、納得。ハイアット系の新しいコンセプトによるブランドホテルである事がわかりました。

TRUNK(HOTEL)でも触れましたが、小規模で個性的かつ高級なホテルを指す「ブティックホテル」は、独立系のオーナーによる経営スタイルが多く、大規模なホテルチェーンとの差別化を意図して打ち出されたホテルの一つのカテゴリ―の様ですが、近年、国際的なホテルチェーンが、豪華なブティックホテルをサブブランドに持つ動きが注目されている様です。

「ハイアットセントリック銀座 東京」は、どうやらそのスタイルを持った新しいブランドホテルの様ですね。
伝統を守りながらも、常に先進を歩み続ける街、銀座の特徴・個性を打ち出したホテルでした。



















































朝日新聞社の創業の地に建てられたというこの地の記憶と、当時周辺で繁栄していた出版印刷業の名残を軸に、ホテルのストーリーとコンセプトが紡がれた、この土地でしか構築できないデザインがコンセプトだそうです。

かつて銀座にあったガス灯をモチーフとしたオリジナルデザインの照明や、活版をモチーフにした壁面の大胆なアートワーク。フィルムをモチーフにした光パネル等々…。
そのストーリーとコンセプトの展開が見て取れ、そして出来上がった空間はとても上質で居心地が良く、改めて充実した空間体験だったことを実感します。

訪れたその時間、外は土砂降りの雨でしたが、至福のひと時を過ごすことができました。
お客様は、落ち着いたスーツ姿の男性が多かった様に感じられました。

又ゆっくり訪れたいホテルの一つです。


































































































参考:
商店建築 2018 Vol.63 No.03
Wikipedia