Hm アトリエ - インテリアデザインオフィス
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最新ホテル

東京ステーションホテル ~歴史と格式と洗練~

所属するデザイン協会IIDAのホテル見学勉強会での写真をもとに、
話題の最新ホテル『東京ステーションホテル』をご紹介します。
 
デザインを手がけているのは、英国のデザイン事務所『リッチモンド・インターナショナル社』です。
以前にご紹介した、丸の内に位置する『パレスホテル東京』と共に、英国のインテリアデザインが続きますね。
 
中央に皇室専用の出入り口を設け、皇居と向き合うように建てられた東京駅に併設されているというだけあってか、ホテル内の設えにも格式と重みを感じるヨーロピアンクラシカルなスタイル。
もちろん'今'を感じる色やデザインで、洗練された本格的な空間が創り出されています。
 
宿泊客だけが入れるという『3階アトリウム』『ロイヤルスイート』『メゾネットスイート』のインテリアを
じっくりと空間体験!!
 
 
東京駅の中央最上部に位置する『The Atrium』宿泊のお客様だけが利用可能な専用のラウンジ。これまでは使われていなかった屋根裏空間を活用し、生まれ変わったゲストラウンジです。高い天井から自然光が降り注がれ、居心地の良い空間。広いスペースを巧みにコーナー展開された設えはとても勉強になり、インテリアデザインの持つ重要さを感じます。イギリスらしくも新しく洗練されたウィングチェア。背と座を張り分けたリ、デザインが変わったり…巧みにコーナー展開されています。カーペットのデザインも印象的。建築当初からのレンガ壁面や鉄材を敢えて残して見せることで、この建物ならではの重みと愛着を感じさせる設えが施され、重要なフォーカルポイントにもなっています。メゾネットスウィート。上品なパープルが基調になった落ち着いたエレガントな空間。美しいシャンデリアはイギリスのモダンエレガントなデザインを感じさせます。ベッドルームは白の分量が増え、パープルはアクセントに用いられた清潔感ある印象に。ソファスペースと同様にシャンデリアがアクセントに。ヘッドボードにし仕込まれた間接照明はもちろんLED。シャンデリア同様、テーブルのデザインにもイギリスらしさを感じます。トリミングされたソファの細部のディテールも重要なアクセントに。ロイヤルスウィート、圧巻の大空間。窓からは皇居に向かう景色が望める空間です。ロイヤルスウィート、ベッドルーム。イエローの分量とトーンを少し抑えて、落ち着きの空間演出がされています。シャンデリアもセードの色を変えて優しい雰囲気に。各スペースで変化を演出する床のカーペットデザインも重要な要素になっています。ロイヤルスウィート、ソファコーナーから。

新生 パレスホテル東京 ~真心のおもてなしに触れて~

ブログ始めました。
 
インテリアに携わる一人の視点から、仕事を通して、日常の些細なでき事を通して、
インテリア・建築・ライフスタイル・アートetc...
心を豊かにする空間・物・事・思いなど、不定期ではありますが、皆様に発信させていただけたらと思います。
 
初ブログは、老舗ホテルのリビルディング。
2012年5月17日グランドオープンした、東京 丸の内1-1-1 に位置する『パレスホテル東京』
 
7月上旬、東京出張の合間を縫って、わずか40分程度のラウンジ滞在ではありましたが、上質の空間体験、
きめ細やかな心遣い・最上級のおもてなしの心を感じる、豊かな時間を過ごすことができました。
 
日本を象徴する皇居外苑の隣に位置する「パレスホテル東京」の主要部分のデザインを手がけているのは、
英国をはじめヨーロッパ全域で活躍するインテリアデザイン事務所「GAデザイン・インターナショナル」代表の
Terry McGinnity氏。
 
洗練されたその空間は、ラグジュアリーでありながらも落ち着きのある、穏やかで優しく品格のある、
上質なインテリア空間。正統派でありながらも、時代の流れに合った新しさを感じる、本物の設えでした。
 
1階ロビー。エントランスから正面奥の開口越しには、皇居の壕や木立が見通せる、この地の特別なロケーションを活かしたフォーカルポイントとなっています。カーペットに外のグリーンが反映され、内と外の繋がりを感じるからでしょうか、ラグジュアリーでありながらもすがすがしさを感じます。左手案内カウンター背後のパーティションに設えられた金箔のアートワークも印象的でした。内装の木部をはじめ様々なパターン・カラースキームなどインテリアの細部に反映されたディーテイルは、皇居についての歴史・様式・学術的背景を徹底的にリサーチされ反映されたものだそうです。この空間では、カーペットのモチーフに意味がありそうです。
 
 
1Fロビーラウンジ「ザ・パレスラウンジ」。暖炉のあるラウンジは自邸のようなくつろぎ感。着物の装いをしたスタッフのサービスからは、落ち着きと品格、さりげない心遣いを感じる最上級のおもてなしの心を感じました。ドレスコードは「スマートカジュアル」。上質空間でありながらも、さりげなく迎え入れてくれる温かい包容力を感じます。カーペットの文様は菊のモチーフでしょうか。照明はもちろんLEDが多用されていました。夜は生演奏に浸りながらのバータイムにも。ティーマスターが厳選した、世界のお茶が楽しめるティーハウスが奥に。